シャフリヤールで覚せい剤を製造していた大規模組織が摘発:容疑者10名が逮捕、覚せい剤約100キロが発見・押収
2011年01月29日付 Jam-e Jam 紙
シャフリヤール県に工場を作り、麻薬(覚せい剤)を製造していた組織の構成員10名が逮捕され、65キログラムの覚せい剤、ならびにその原材料が発見・押収された
容疑者たちは麻薬(覚せい剤)を製造したのち、マレーシアに運ぶため、それをある貿易商の男に渡していた。
ジャーメ・ジャムの報道によれば、今年のアーザル月初旬〔2010年11月下旬〕、シャフリヤール県麻薬対策警察は市民からの通報で、数名の密売業者が組織を立ち上げ、麻薬(覚せい剤)の製造・販売を行っていることを掴んだ。
捜査官らはこの件に関する捜査を開始し、シャフリヤールにある彼らの活動拠点を特定した。
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工場を捜索した結果、この職場からは製造済みの麻薬(覚せい剤)65キロと、その製造に関わる原材料25~30キロが発見・押収された。
同組織の構成員らへの取り調べで、彼らは工場敷地の所有者を工業製品の部品を生産していると言ってだまし、敷地を借りていたことが明らかになった。
容疑者への捜査で、彼らは覚せい剤を製造した後、ある貿易商の人物にそれを渡し、この人物を通じて船で麻薬をマレーシアに運んでいたことが判明した。
■ 貿易商の男の足取り
10人の容疑者への取り調べをつづける中で、発見された麻薬はすぐにも国内のとある港で貿易商の男に引き渡される予定であったことが分かった。
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貿易商の男をはじめ、その他の逃亡した同組織の構成員らの逮捕へ向けた警察の捜査が続けられている。
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( 翻訳者:高山奈美 )
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