神を名乗っていた男が、アフヴァーズで絞首刑に処された。
ファールス通信によると、この人物はアブドッレザー・ガラーバート(通称サーイド)という名で、フーゼスターン州のとある町で神を名乗っていた。この人物を崇拝していた人も中にはいたという。
神を名乗り、〔お隠れ状態にあるとされる〕シーア派第12代イマームと通じていると主張していたこの人物は、裁判の結果、背教、及び堕落教唆の罪でイスラーム刑法第513条、639条、及び640条により、死刑が宣告されていた。
昨年、フーゼスターン在住のこの男が神を名乗り、一部の若者がこのインチキ宗派を信仰、男を崇拝する現象が起きていた。
この男はしばらく前から、自らを神であり人類の創造主であると吹聴し、人々、特にアラビア語を母語とするフーゼスターンの若者たちをだまし、様々な理由をつけては彼らを自らの周りに集めて崇拝させていた。
ガラーバート死刑囚をめぐる容疑は、しばらくの間アフヴァーズ革命裁判所で審理されていたが、先週の水曜日、ついに絞首刑に処された。
関連記事(詐欺師一家、テヘランで「天国の土地」を前売り)
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:小原智恵 )
( 記事ID:21402 )