イワシ(Japon hamsisi)、異例の大豊漁
2011年02月08日付 Yeni Safak 紙
ムーラ県のマルマリス郡で漁師たちは2日間で10.5トンものイワシを釣り上げた。
夜中、漁猟にメネキシェという名の船で海へ出た漁師たちは、魚群探知機を利用してとった魚を持って、旧マルマリス税関波止場へと着いた。漁師たちは、小イワシ(hamsi)よりも大きく、紅海に生息するとして知られているイワシ(Japon hamsisi)を700箱分釣り上げたことがわかった。
ジェンギズ・メネキシェ船長は、この種の魚はここ5年ほどで地中海でも見られるようになったと話し、「ここ一週間で『イワシ』と呼ばれる大きい種が、マルマリスの領海に侵入してきたようだ。昨日がマルマリスでの一番大量の漁獲高だった。15キロの箱で500箱分を取った。今日は200箱分も取れた。取れた魚の一部を1キロ当たり5トルコリラ(約260円)で売った。その他の多くは冷凍機能のある特別な車でイズミル、アフィヨンカラヒサル、ウシャックの魚市場に送っている」と述べた。
約55年にわたってマルマリスで漁師をしていると話すマルマリス水産業協会長のルファト・チェレビ氏はこれらは遠くから移動してきた魚であり、名前もよく知られていないと述べた。
チェレビ氏は、この種の魚はここ5年ほどで見られるようになったと話し、「この魚が地球温暖化の影響により群れをなして我々の領海にまで入ってきていると推測している。水産業協会の話によると、地中海も地球温暖化の影響により、18もの新たな種類の魚が見かけられるようになってきた」と話した。
人々は市場で安い価格で売られている魚に高い興味を示した。
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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:21410 )