共和人民党(CHP)が今週末、ヴァンで予定している2日間の視察内容が、党執行部を二分している。
ケマル・クルチダルオール党首及びギュルセル・テキン副党首は、同視察が、他県で行う視察と何ら変わりないものであると強調した。しかし、CHP所属のギュネシュ議員とタンルクル議員によれば、視察では「非公式で」クルド問題解決が議論される予定であるという。
2日間のヴァン視察で、商工業者や地域住民の意見に耳を傾ける予定のCHP執行部は、「捜査会議」も行う予定である。
グループワーク形式の同会議には学術関係者及び多数のNGO代表が出席予定である。
CHP副党首のヒュルシト・ギュネシュ氏によれば、「PKK以外のあらゆる意見が話し合われる同会議」は、クルド問題解決策のための会議といった趣である。
さらにもう一人のCHP副党首であるセズギン・タンルクル氏は、最大野党であるCHPが総選挙まで数ヶ月を残し、2日間続けてクルド問題について議論することは、同党の優先項目に関わる重要な指標であると指摘した。
しかし、CHPのNO.2であるギュルセル・テキン副党首は、「クルド問題だけが争点ではありません。貧困、失業等の問題についても議論される予定です」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:21522 )