工事開始1679年のチャナッカレ・ババカレ漁港、332年越しでついに完成
2011年02月24日付 Radikal 紙


基礎工事が1679年に着工されたチャナッカレのババカレ漁港が332年越しで完成した。

チャナッカレのアイヴァジュク郡で、1679年にカイマック・ムスタファ・パシャによって基礎工事が着工されたが、完成せずに100メートルにわたって石の盛土が作られ、使用されていたババカレ漁港が332年を経て完成し、開港した。

チャナッカレのアブドゥルカーディル・アタルック県知事は、運輸省鉄道・港湾・空港建設担当局主催の開港式典でスピーチを行い、チャナッカレが671キロメートルというトルコ最長の海岸線を保有している県の一つだと述べた。

この海岸の内側にはマルマラ海、ダーダネルス(チャナッカレ)海峡、サロス湾、エドレミット湾、ギョクチェ島そしてボズジャ島のような、豊かな海産物をもたらす地域が数多くあると話すアタルック県知事は、「1万1千人ほどの人々が漁業を生業としている。その家族も入れると4万人程が漁業で生計を立てている」と述べた。
 
アタルック県知事は関連生産物も考えると、漁業がチャナッカレの重要な産業だと述べ、次のように続けた。「チャナッカレで商売として漁業登録を行っているのは963隻、3500人程度のアマチュア漁民がいる。これらの漁民はこの県で、24の漁港を含む計35の漁業のための沿岸施設を利用する。これらの中で最大規模のものがババカレ漁港である。この漁港は1989年に入札されたが工事は完成しなかった。いくつかの取り組みがなされ、この漁港は2009年からの短期間で完成した。この漁港では61隻の船が登録されており、112名ほどの漁師が活動している。その他に他の地域から来て、遠洋漁業を行い、この漁港を利用する人が40名程度いる。漁港のキャパシティーを拡大する可能性もある、」

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:21626 )