■カイロ大学学長および教授陣が学生デモを先導
2011年3月7日 『アル=アハラーム』紙
カイロ大学の数百人の学生が昨日、大学キャンパスで行ったデモで、学生であるか教授陣を問わず、すべての表現の自由を与えることの必要性を訴えた。それは大学行政及び教育に関するすべて問題に関する大学の伝統の枠組みにおける問題である。また学生たちは学部長および副学部長を選挙で選出すること、そして公安が学生の問題に介入しないこと、教授陣にアクセスしないことの必要性を持訴えた。同様に学問の自由と1月25日革命に反対し、学生たちと敵対した大学執行部の改変をも訴えた。またデモ参加者は間もなく行われる学生連盟の選挙の期間、完全に自由に多様な意見を表明し、自由に候補者を選ぶことができるような機会を確保することをも要求したのである。
朝には大学は学生のデモを組織したが、それを先導したのは学長のホサーム・カーメル博士および執行部、学部長、教育スタッフ、その他のスタッフであり、彼らは1月25日革命の犠牲者に敬意と忠誠を表明した。
デモは大学のドームの前で始まり、キャンパス内にある大学の殉教者記念碑に向かった。そして革命の犠牲者を追悼し、全員が1分間立ち止まった。そして学生たちはエジプト国旗と犠牲者の写真を掲げた。また犠牲者の記憶を永遠に保つべく、国旗にいくつものことばを書き残したのであった。
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( 翻訳者:八木久美子 )
( 記事ID:21752 )