日本の科学者たちは、アデリーペンギンにカメラを付け、彼らの1日の生活に関する興味深い映像を入手した。日本国立極地研究所が進めているプロジェクトでは、15匹のアデリーペンギンの背中に重さ33グラムのカメラが取り付けられた。ペンギンが水中に潜ると自動的に作動するカメラは15日間、毎日90分撮影した。映像は3月20日に公開される。研究所関係者の熊谷宏靖氏は、「アデリーペンギンは夏、1日の大半を海氷下で過ごします。このためペンギン自身をカメラマンとするという考えを生み出したのです」と述べた。熊谷氏はカメラがペンギンに害を与える可能性はないと述べ、「ペンギンが背中に何か物体があると気付いても、カメラは(ペンギンの)行動を制限することはありませんでした」と付け加えた。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:21769 )