公正発展党候補リストから議員20名、大臣1名もれる
2011年03月15日付 Milliyet 紙

公正発展党の選挙候補リストから漏れた者達の名前が明らかとなった。この者達の中には、メフメト・アイドゥン国務相とケマル・ウナクタン前財務相も含まれている。アイドゥン国務相は、これをエルドアン首相の選択に任せた。候補者から漏れた者達の中には、イスタンブル選出のオズレム・トュルキョネ議員も含まれている。またトュルキョネ議員の夫のミュムタズ・トュルキョネ氏が立候補することを公正発展党に申請した。ミュムタズ氏は先の選挙では自身への候補オファーを断り、妻を候補に立てていた。

6月12日の総選挙で、公正発展党(AKP)の候補者リストから外れた国会議員が明らかになった。

約20名の国会議員が次の選挙の候補として立候補せず、その中にはメフメト・アイドゥン国務相とケマル・ウナクタン前財務相も見受けられる。

AKPのハルク・イペキ副党首は、昨日候補者候補にならなかった国会議員を発表した。

イペキ副党首は、ANKA通信社に、約20人の国会議員が立候補しなかったことを明らかにし、その内の16名の国会議員の名前を発表した。「イズミル選出のメフメト・アイドゥン国務相、イスタンブル選出のケマル・ウナクタン前財務相、同じくオズレム・トュルキョネ議員、ウシャック選出のムスタファ・チェティン議員、キュタフヤ選出のフュスニュ・オルドゥ議員、マニサ選出のメフメト・チェルチ議員、デニズリ選出のサリフ・エルドアン議員、シャンルウルファ選出のエユプ・ジェナプ・ギュルプナル議員、バルトゥン選出のウルキュ・ギョカルプ・ギュネイ議員、ブルサ選出のアリ・クル議員、アンカラ選出のファールク・コジャ議員、アール選出のヤシャル・エルユルマズ議員、アマスヤ選出のアーキフ・ギュッレ議員、リゼ選出のアリ・バイラムオール議員、ドュズジェ選出のヤシャル・ヤクシュ議員、オスマニイェ選出のイブラヒム・メテ・ドールエル議員、ヴァン選出のケレム・アルトゥン議員、以上」。

■ トュルキョネ議員の代わりに、その夫が候補に

一方で、候補にならなかったイスタンブル選出のオズレム・トュルキョネ議員の代わりに、その夫であるミュムタザル・トュルキョネ氏が候補になるために申請したことが判明した。

■ 国会議員とは職業ではない

二期に渡って国会議員を務めたエルドアン議員は、インターネットニュースの取材に対して、何故候補にならなかったのかを次のように説明した。「二期に渡って私は国会議員を務めてまいりました。健康上の問題はありません。国会議員として私は十分その任を果たしました。我が党では候補者は三選までに限定されています。首相すらこう言うのですから、新しい同士達に席を譲ることは、より正しいことだろうと私は考えたのです。国会議員はひとつの職業ではなく、(国民の)代表という仕事なのです。議会生活を終えます。少しはその見本になれれば幸いです。(今後は)党において議員とは別の仕事に励む予定です」と語った。

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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:21829 )