■ ゲーツ米国防長官、シャラフ首相と会談:「アメリカ政府はエジプトを支援するために全力を尽くす」
2011年03月24日『アル=アハラーム』紙
アメリカのロバート・ゲーツ国防長官は、「エジプトが現在進めている民主主義の実現と進歩に向けた営みを成功させ、将来に向けて確固たる足どりで歩み始めるまで、アメリカ政府は独自に、或いは連邦議会を通して、エジプトを政治的・経済的に支援するため全力を尽くす」と言明するとともに、エジプトが1月25日革命以来成し遂げてきた成果を米国が評価していることに言及した。
この発言は昨日午後、イサーム・シャラフ首相とゲーツ長官の会談の際になされたものである。会談にはナビール・アル=アラビー外相、マーガレット・スコビー在カイロ米国大使が同席した。
マジュディー・ラーディー内閣報道官によると、ゲーツ国防長官は会談の間、エジプトで政治が再び活発さを取り戻している現状について認識しようと努め、憲法改正をめぐる国民投票以降の政治プロセスの展開について尋ねた。
一方、シャラフ首相は、「エジプトの政治課題は明確であり、健全な民主化を達成するためにそれらを着実に実行し、それらに基づく継続的な積み上げに取り組む」と言明するとともに、「内閣は、通知によって政党を結成できる政党設立制度に関する法律を制定するための政令案を承認した」と述べた。
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( 翻訳者:栗原友美 )
( 記事ID:21926 )