EU、19名の不正蓄財は自動的にエジプトに返還されるわけではない
2011年04月02日付 Al-Ahram 紙
■19名の資産、自動的にエジプトに返還されるわけではない
2011年04月02日『アル=アハラーム』
【ロンドン:アブドゥッラフマーン・サイイド】
イギリス政府によれば、EUは、今月[4月、原文のまま]22日以前にEU加盟国からその他の場所に移された資産をエジプトが取り戻す手助けはできない見通しである。
イギリス外務省のスポークスマンが本紙に明かしたところによれば、エジプト前体制の高官19名が所有していたとされる資産の内、イギリスの企業や銀行から、追及を免れ得る他国や別地域に既に移された分については、イギリスが訴追や資産返還を行うことは法律的にできないという。
EU議会は3月21日にエジプト人19名のあらゆる資産を凍結する金融制裁を決定した。その中には前エジプト大統領ホスニー・ムバーラクとその妻、二人の息子、息子の妻たち、[前政権の]大臣数名、彼らの妻たちが含まれている。
しかしこのEU決定は、これらの資産が発見され凍結された際、自動的にエジプトに返還されるとは述べていない。イギリス当局がイギリスやEU加盟国から既に[別の場所へ]移された資産については追求することはできないと同スポークスマンは強調した。
同氏はEUの決定が遅きに失したと認め、エジプト当局がこれらの資産は公金から横領されたものであると示す証拠を出さなければならないと語った。
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EUによる決定(英語)
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( 翻訳者:松尾愛 )
( 記事ID:22005 )