平和民主党は6月12日に行われる総選挙へ無所属候補者として参加する準備を進める中、独自に活動をおこなうバイラム・ボズイェル正義・自由党(HAK-PAR)党首とシェラフェッティン・エルチ参加民主主義党(KADAP)党首をも候補者とし、支援することを決めたと明らかにした。
以前クルド問題解決とクルド労働者党問題で何度も対立してきた平和民主党、正義自由党、参加民主主義党の3党は、6月12日の選挙で協力することを明らかにした。選挙へ無所属候補者として参加することを決めた平和民主党は、アフメト・チュルク民主社会会議(DTK)代表、アイセル・トゥールク副代表を介して「クルド(問題)での対処上、選挙協力」を得るために両政党に提案をおこない、そして概ね合意に到った、と明かした。
話し合いの結果、バイラム・ボズイェル正義自由党党首がディヤルバクルで立候補することが確実視される一方、シェラフェッティン・エルチ参加民主主義党党首も当選確実と目される場所で立候補することがわかった。
選挙協力に関する会談の実施を認めたボズイェル正義自由党党首は、アフメト・チュルク民主社会会議代表とアイセル・トゥールク副代表との話し合いが継続しており、党として話し合いが成功裡に進んだ場合には、(平和民主党が)無所属候補者を公示した選挙区で独自候補者を立てず、無所属候補者が立てられない選挙区では候補者を立てると述べた。
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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:22051 )