CHPの候補者選考、現職の半分以上は選ばれない予定
2011年04月10日付 Milliyet 紙
共和人民党(CHP)に所属する101名の国会議員の内、27名のみが次期国会のため出馬予定。(現職の国会議員の内)59名は候補者リストに入らず、15名に関しては今日(10日)クルチダルオール党首が最終決定を下す。
CHP党執行部からの情報によると、現国会に在籍する101名のCHP所属議員の内27名が次期国会のための候補者となるが、59名は最早候補者リストに含まれず、また資格については問題ないが、2期あるいはそれ以上の会期で国会議員を務めたという理由で、15名の現職議員(の選出)に関する最終決定をケマル・クルチダルオール党首と副党首らが決める。これにより、CHP所属議員の75%が新たに入れ替わることが議題に上ると予想される。
■サヴ議員は最早「筆頭候補者」ではない
中央執行委員会(MYK)から得られた情報によると、(筆頭候補者として)オンデル・サヴ前事務局長で決まりとなっていた規則も今回の選挙で崩れることとなる。今日までアンカラ第1地区から筆頭候補者として出馬していたサヴ議員は、この度の選挙でアンカラ第2地区へ移動させられなかった場合、第1地区の2番手、あるいは3番手として候補者リストに載るだろう。サヴ議員より上位にセンジェル・アヤタ氏が来ることが明らかとなっている。
■バルバイ議員はイズミルへ
「エルゲネコン」裁判の被告人であるムスタファ・バルバイ議員とメフメト・ハベラル教授の立候補に関して、CHP党執行部で注視される中、バルバイ議員がアイドゥン県からではなくイズミル県から立候補することが決まったと伝えられた。
CHPの舞台裏では国会議員のリストに載ると予想される、クルチダルオール党首を除いた26名の地域ごとの候補者は以下の通り(敬称略)。
フルシ・ギュヴェル、エムレハン・ハルジュ、オンデル・サヴ、デニズ・バイカル、エンサル・オウト、ヒュセイン・パザルジュ、タイフン・イチリ、ビフルン・タマイルギル、ギュルダル・ムムジュ、ケマル・アナドル、オウズ・オヤン、ハルン・オズチュルク、メフメト・アリ・スサム、シェヴキ・クルクロール、トゥルグト・ディベキ、アッティラ・カルト、ハルク・コチ、エンギン・アルタイ、マリク・エジダル・オズデミル、ファイク・オズトラク、アキフ・ハムザチェビ、キャーメル・ゲンチ、ムハッレム・インジェ、アリ・イフサン・キョクチュルク、ラマザン・ケリム・オズカン、ヴァハプ・セチェル
(また)クルチダルオール党首と副党首らが、現職の15名の国会議員の立候補に関する決定を下す段階にあることが伝えられた。これらの議員の資格については問題はないが、一部の議員らは2期あるいはそれ以上の会期にわたって国会議員を務めており、今回候補者リストに含まれない見方が強まった議員は以下の通りである(敬称略)。
タジダル・セイハン、ハック・スハ・オカイ、ヒュスニュ・チョッリュ、アッティラ・エメキ、エシレフ・カライブラーヒム、メヴリュト・ジョスクネル、シュクリュ・エレキダー、ムスタファ・オズユレキ、チェティン・ソイサル、サジド・ユルドゥズ、ビュレント・バラタル、アフメト・エルシン、メヴリュト・アスランオール、オルハン・ズィヤー・ディレン、オスマン・チョシュクンオール
■候補者リストに入らないと予想される議員
執行部に近い議員らで、次期国会で議席につくチャンスを得られなかった59名の国会議員は以下の通り(敬称略)。
ネヴィン・ガイイェ・エルバトゥル、シェヴケト・キョセ、ハリル・ウンリュテペ、ヒュセイン・ウンサル、ゼケリヤ・アクンジュ、ユルマズ・アテシ、ネルシン・バイトク、ファティフ・アタイ、テキン・ビンギョル、オスマン・カプタン、タイフル・スネル、エルギュン・アイドアン、ルザー・ヤルチュンカヤ、ヤシャル・トゥズン、ケマル・デミレル、オヌル・オイメン、アブドゥッラー・オゼル、アフメト・キュチュク、デルヴィシュ・ギュンダイ、アリ・ルザー・エルテミュル、タシム・チャクル、ビルギン・パチャルズ、エロル・トゥナズテペ、ムラト・ソンメズ、ヤシャル・アーユズ、アキフ・エキジ、フアト・チャイ、ギョクハン・ドゥルグン、アブドゥルアズィズ・ヤザル、ネジラ・アラト、アルガン・ハジャルオール、ビルゲン・ケレシ、バイラム・メラル、シナスィ・オクテム、メフメト・アリ・オズポラト、ヌル・セルテル、メフメト・セヴィゲン、アフメト・タン、アリ・トプズ、ケマル・アナドル、ジャナン・アルトゥマン、セルチュク・アイハン、アブドゥッレッザク・エルテン、ドゥルドゥ・オズボラト、タンセル・バルシュ、ヒクメト・エレンカヤ、ジェヴデト・セルヴィ、シャーヒン・メンギュ、イサ・ギョク、アリ・オクサル、アリ・ルザー・オズチュルク、アリ・アルスラン、フェヴズィ・トプズ、ラフミ・ギュネル、スアト・ビニジ、エニス・トゥトゥンジュ、アリ・コチャル、ギュロル・エルギン、エスフェンデル・コルクマズ
以上の現職議員は立候補しなかった。
■60名が党会議のメンバーリストに
入手した情報によると、クルチダルオール党首を含めた計81名から構成される党会議(PM)の3分の2に相当する60名の議員が、MYKが作成した国会議員候補者リストに載った。このため、クルチダルオール党首と執行部メンバーが作成した候補者リストが、PMからリストの原案のまま承認を得るであろうことが明らかとなっている。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:22092 )