公正発展党からスカーフ着用女性、比例代表リスト入り
2011年04月11日付 Radikal 紙


公正発展党(AKP)所属で、アンタリヤから国会議員候補を表明したスカーフ着用の教員、ギュルデレン・ギュルテキン氏は、国会議員に選ばれた場合、国会ではスカーフをとると述べた。

公正発展党候補者の中にスカーフを着用した候補者が含まれる。14人の候補者がいるアンタリヤで、ギュルデレン・ギュルテキン女史が13人目の候補者であることが明らかになった。

ギュルテキン氏は、74人の国会議員候補への立候補者について行われた傾向調査で17番目だった。1974年5月8日生まれのギュルデレン・ギュルテキン氏は現在教職に就いている。ギュルテキン氏は、「国会議員候補に立候補するため辞職する前、私は公立学校の教員をしていました。政府で働く条件が何であれ、私はそれを順守していました。すなわち、(職場では)スカーフをとっていたのです。国会でも党と国民の安心に何が必要であれ、それをおこなう(スカーフをとる)用意があります」と述べた。

また、普段はスカーフを着用しているが、国会にはスカーフをとって出席したとして共和人民党(CHP)のクルチダルオール党首が模範に示した、民族主義者行動党(MHP)のネスリン・ウナル前国会議員を「尊敬している」と述べた。神学部を卒業後、高等学校で「宗教文化・道徳」の教師だったというギュルテキン氏は、「国会議員に選ばれた場合、あなたは国会でスカーフをとるのでしょうか」との質問に、「もちろんです。国民の安心に何が必要であれ、私はそれを行う準備があります」と答えた。またAKP指導部は、スカーフ着用の候補者はいないと述べ、ギュルテキン氏が立候補の申請では、スカーフをとった写真を提出したことが明らかとなった。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:22102 )