CHPクルチダルオール党首、候補者リストへの批判に答える
2011年04月12日付 Milliyet 紙

共和人民党ケマル・クルチダルオール党首は、党の国会議員候補者リストについての批判に対し、「われわれの候補者リストは改革を実現させたと言える。若者や女性がリストの中で重きをなしており、このことについては非常に満足している」と述べた。

「寄せられる批判も光栄であり、われわれ党のメンバーはポジティブに考えている。行った変革はトルコにおける、また共和人民党における将来への方向性の点からも非常に重要である」と述べた。

「変革の表明は、党大会で始まり、そしてこれを尊重してリストを発表した。」

オンデル・サヴ氏が候補に漏れたことに関連する見解、候補者リストを公表した後に(前党首)バイカル氏とサヴ氏に会ったかどうかの質問について、クルチダルオール党首は会っていないと返答した。続けて党の若年化をはかること、(こうしたことは)党大会来、口にしているとした。

クルチダルオール党首は、「(党大会で)変革を口にして、古い体制を固持することは正しいことではなかった。親愛なるオンデル・サヴ氏もバイカル氏もわが党の一員であり、彼らの今までの働きは十分理解している。いかなる状況においても共に働くだろう」と述べた。

■共和人民党は中道右派に近づいたか?

「われわれのスローガンである『皆のための共和人民党』は、もしも共和人民党支持者が万人を取り込めれば、社会のあらゆる層の人々が共和人民党内にいることになるだろう。」

クルチダルオール党首が、選挙の場において共和人民党は党中にあらゆる人々を歓迎しているとした。同党首は、「友人たちがやってきた。候補者リストに名前が載った者もいるし、そうではない者もいる。リストに載らなかった友人も、われわれとともに励むよう望んでいる。4200人の候補者候補の中から550人を選出した。難しい選択だったが、党内の選考で(候補選びを)開始した。12の県で傾向調査を行い、3つの県以外で、世論調査を行った。つまり妥当かつ均整のとれたリストを作成するよう努めた」と述べた。

■ハベラル氏がなぜ候補に?

メフメト・ハベラル氏とムスタファ・バルバイ氏がリストの上位に名を連ねたことに対し、クルチダルオール党首は次のように述べた。

「ハベラル氏はゾングルダク出身だ。シャンルウルファ(党支部)での辞職者の発生はこのことと関係していない。ハベラル氏の家族は古い共和人民党支持者だ。彼は地域の人々にとても愛されていて、重要な知識人だ。逮捕されたためではなく、個人の実績によって共和人民党候補者リストに載っていることを理解いただきたい。

不当な場所に捕えられているたくさんの人々がいる。われわれに入党する者もいれば、しない者もいる。すべての人々へ敬意を持っている。こうした人々が国会議員候補者になることには何の障害もない。思想とペンとによってトルコに貢献した人々を共和人民党リストに加えることできて、非常にうれしく思う。」

■ジハネル氏はなぜ候補に上がらなかったのか

クルチダルオール党首は、エルジンジャン前共和国検事長イルハン・ジハネル氏が国会議員候補とならなかったことを「党会議の評価」とし、「親愛なるジハネル氏は中央執行委員会(MYK)候補者リストに載り、PMでは落選してしまったのか」という質問に対し「いえいえ、親愛なるジハネル氏(の名前は)なかった」と返答した。

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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:22111 )