ホンダに続き、トルコ・トヨタも生産中断へ
2011年04月13日付 Yeni Safak 紙
トヨタ・トルコ社は日本での大地震と津波災害の後に発生した部品供給不足を理由に、他の欧州工場同様、4月21日~5月2日の間、生産を停止する。
トヨタ自動車産業トルコ社の発表によると、日本で起きた地震と津波の後に発生した部品供給不足の結果、トヨタ社は、欧州のイギリス、フランス、ポーランド、トルコにある5つの生産工場で4月末から5月初旬まで生産を停止する決定を下したという。トヨタ社のこの生産停止の決定を受け、トヨタ・トルコ社のサカリヤ工場でも、同期間は生産を停止すると明らかにされた。
トヨタ・トルコ社の社長兼最高経営責任者(CEO)オルハン・オゼル氏は、トヨタ・ヨーロッパの決定に従い、同期間は生産を停止すると述べた。オゼル氏は、部品の大部分はトルコとヨーロッパから供給されており、日本から供給されている部品は少数であるが、それでもいくつかの部品で供給不足問題に陥っていると述べ、「部品供給プロセスは我が社とトヨタ・ヨーロッパにより注意深く追跡が続けられています。状況を通常通りに戻す目的で、まず日本における部品のサプライチェーンをできる限り最短で通常レベルで開始できるよう必要な活動が行われています。この(生産停止)期間の後はトヨタ・トルコ社そして欧州の他の工場で全力をつくし、今年度初頭に計画した生産台数を実現すると信じています」と述べた。
一方、トヨタ本社は日本の工場では、4月18日以降50パーセントの稼働率で生産を開始すると発表した。トヨタ・トルコはVersoとAurisの2モデルをサカリヤ工場で生産しており、今年は生産台数9万5000台を目標としている。同工場は今年の第一四半期に2万6000台の自動車を生産し、2万3000台を輸出した。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:22125 )