サウジ国防航空相補佐官、イランの威嚇に対する理性的な対応を呼びかけ
2011年04月18日付 al-Hayat 紙

■ サウジのハーリド・ビン・スルターン国防航空相補佐官、イランによる湾岸諸国への威嚇に対する理性的な対応を呼びかける

2011年04月18日付『アル=ハヤート』紙

【ジェッダ:アフマド・アル=ヒラーリー、アブドゥッラー・アル=ズバイディ】

サウジアラビア国防航空相補佐官であるハーリド・ビン・スルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子は、イラン政府高官らの湾岸地域情勢に関する声明がもたらした状況に対して、理性的に対応する必要性を訴えた。ハーリド・ビン・スルターン王子はサウジ西部のジェッダ市で昨日、本紙の取材に対し「周囲を取り巻く世界的・地域的事件や軍事バランスの変化の下、我々にはあらゆる種類の軍事力を配備し、戦闘能力を発展・向上させることが求められている」と強調した。

またハーリド・ビン・スルターン王子は、サウジアラビアの政策は「国内全地域を防衛する点について揺るぎなく明確なものであり、この任務は湾岸協力会議(GCC)の組織の枠組みの中で、GCCが任務遂行の際に遵守しなければならない合意や条約に則って行われるものである」と述べた。また湾岸諸国が「半島の盾」軍[GCC合同軍]を通じた協力を行うのは、加盟国の領土防衛のみが目的であることを明らかにした。さらにハーリド王子は「我々は中東地域各国の利益保持のために、安全保障に関する歩み寄りがなされることを常に願っている」と明言する一方、「湾岸地域に関して、サウジアラビア王国やその他湾岸諸国の海上・空域上の国境における安全は、強固で抑止力のある防衛力を用いて守り抜く」と強調した。

また早期介入部隊や自然災害対応部隊の創設により、「半島の盾」軍はさらなる発展を遂げるだろうと強調した。

ハーリド・ビン・スルターン王子は昨日から「国際防空フォーラム2020」を開催しており、このフォーラムにはサウジ軍のエリート将校らや、バハレーン、デンマーク、カナダ、中国、エジプト、フランス、ドイツ、オランダ、インド、イタリア、ヨルダン、クウェート、ノルウェイ、オマーン、カタール、ロシア、スウェーデン、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカなど各国軍からの招待客が参加している。

アメリカ中央軍のジェームズ・マティス総司令官はフォーラムで、「アラブ首長国連邦では訓練や研究等あらゆる側面においてミサイル防衛拠点が発展を遂げ、武装や重層的なミサイル防衛体制の面でも進展を見せた」と述べ、「アメリカはこれからも基本的なパートナーとして、湾岸地域のさらなる安全のための努力と援助を継続する」と明言した。

さらにマティス司令官は、「現地の同盟諸国との協力や、真の脅威である弾道ミサイルや巡航ミサイルへの理解を高めることで、湾岸地域の能力はさらに拡大することが可能だ」と述べた。

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( 翻訳者:川上誠一 )
( 記事ID:22172 )