■ムバーラク前大統領の容態は安定、夫人の付き添いでシャルムッシェイフの病院に、カイロの国際医療センターへ移送準備
2011年4月18日『アル=アハラーム』
シャルムッシェイフ国際病院の担当者筋は、ムバーラク前大統領の容態は安定しており、すでに彼が入院している病室で胸部レントゲンを行ったと発表した。それは胸の痛みが訴えられた後のことであり、レントゲン検査により胸の状態は正常であると明らかになった。
担当者が明らかにしたところによれば、前大統領は現在も夫人に付添われシャルムッシェイフ国際病院309号室におり、最新のカルテはムバーラク前大統領の容態安定を明言している。また、前大統領がシャルムッシェイフから[被告として]拘置されたまま移送された後の受け入れ先として、カイロ・イスマイリーヤ道路に建つ国際医療センターが準備をしている。
すでに2台のヘリコプターが国際医療センターに到着し、1台目はムバーラク前大統領のセキュリティ・チームを、2台目は身の回りの品を運んできた。また5階の特別病室の準備も完了し、所長のラダー・ジャウハル医師の監督下で医療チームが治療を担当することになっている。
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( 翻訳者:石塚慎平 )
( 記事ID:22189 )