イラク首相「イラク軍には治安維持の責任を担う能力がある」
2011年04月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ イラクのマーリキー首相、マレン米統合参謀本部議長に「イラク軍には治安維持の責任を担う能力がある」

2011年4月22日付『クドゥス・アラビー』

【バグダード:AFP】

イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は木曜日、米軍最高司令官との会談で、アメリカ政府が今年末イラク駐留部隊撤退を予定する中、「イラク軍部隊には国内の治安維持責任を担う能力がある」と述べた。

マーリキー首相のこの発言はアメリカ軍統合参謀本部のマイケル・マレン議長に向けられたもので、数日前にはバグダードを訪問したジョン・ベイナー米下院議長の前でも同様の発言をしている。

マーリキー首相のオフィスが発表した声明では「イラク軍部隊及び治安機関は専門技術と愛国心をもってその責任を果たし、治安を維持する能力を獲得した」と述べ、最新の武器や装備を備えることによって引き続き戦闘能力を強化することを約束している。

イラク国内に今なお駐留するアメリカ軍兵士5万人は、両国政府の間で締結された二国間協定に基づき、今年末までに撤退することになっている。

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( 翻訳者:亜森ディナ )
( 記事ID:22231 )