MHPバフチェリ党首からメーデーに向けたメッセージ
2011年05月01日付 Milliyet 紙

民族主義者行動党(MHP)デヴレット・バフチェリ党首は、いかなる衝突も起きず、静けさと同時に平和と友好的な呼びかけとともに、5月1日が祝われるようにと願った。

バフチェリ党首は、5月1日のメーデーのためのお祝いのメッセージで、今日は、労働によって暮らしを立てている人、努力により生活を確かなものとした人、そして国民が獲得した国民総所得に大きな貢献を果たした何百万人もの労働者が誇りを持つ意味ある日であることを述べて、「合法的に利益を獲得しようとし、努力して働くこと以外なにもできない我が同胞こそが、国民及び国家においてかけがえのない重要性と価値を有しているのだ」と述べた。国中に満ちている最も重要な価値である労働により、国民の要求を満たし、期待を満足させ、連帯と協力の素晴らしさを示している労働者が、社会的経済的な分野で大きな役割を担っていると述べたバフチェリ党首は、経済の安定の実現と真の意味での民主主義の実現に至ることは、何よりもまず労働者の意識的な選択により可能であると述べた。
今日において社会的な安定と安全は弱いが、かつての安定と安全を取り戻すこと、そして日を追うごとに弱まる方向に向かっている共生のかつてのその魅力を取り戻すこと、これらは疑いもなく何百万人の労働者の意思と助力によって可能となるのだと述べたバフチェリは次のように続けた。「私の望みは、労働によって暮らしを立て、多くの困難に直面しながらもその困難に立ち向かおうとするわが労働者の、山積している問題ができるだけ早く解決され、彼らが当然獲得すべき経済的社会的条件が実現されることである。今日という日が、いかなる衝突も起こらず、静けさと同時に平和で友好的な呼びかけとともに、お祝いされることを私は望んでいる。5月1日という日を契機として、復讐と憎悪を呼び掛ける者やアジテーションにより群衆を扇動する者が、治安部隊や労働者の敏感な行動によって、その目的を達成できないように私は心から願っている。こうした思いや考えとともに、今までのことを教訓として、5月1日が何事もなく無事に過ぎることを心から願っている。全ての労働者がこの意味のある日を祝い、家族とともに健康で幸せな生活が過ごせるように、神に願っている」

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:22333 )