州の治安部隊や軍の臨機応変な対応により、サナンダジで木曜日夜に発生した武力衝突の犯人らが一掃された。
この武力衝突は木曜日〔4月21日〕の午後、コルデスターン州サナンダジ市から5kmのところにあるハサンアーバード村の近郊で発生した。
コルデスターン州広報評議会の議長は、この武力衝突の詳細について、複数の通信社に対し、「先の木曜日の武力衝突は数時間続き、宗教過激派組織に属するテロリスト4名が死亡した」と述べた。
同氏はまた、「この宗教テロ組織は、自らを《神の唯一性(タウヒード)と聖戦(ジハード)の集団》を名乗り、88年オルディーベヘシュト月〔西暦2009年4/5月〕から様々なテロ行為をコルデスターン州で実行してきた。この間に、同州の複数の治安隊員や宗教指導者2名、その他一般市民らが殉教している」と続けた。
また、コルデスターン州政治・治安担当副知事は「政府・閣僚らによる地方州訪問の前夜に行われた対策で、この組織の構成員2名が特定され、複数の武器や音響爆弾とともに逮捕された。取り調べにより、彼らは政府・閣僚が〔コルデスターン州を〕訪問している時を狙って、これらの爆弾を人込みの中で爆発させる計画だった」と指摘した。
同氏はさらに、「情報収集活動を継続し、また市民による協力もあって、オルディーベヘシュト月1日〔4月21日〕の15時きっかりに、ハサンアーバード村にて、治安部隊・軍とこのテロ組織の主要メンバーらとの間で武力衝突が勃発し、その数時間後、組織のアジトが包囲され、テロリストらが死亡した」と語った。
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( 翻訳者:都甲佳奈 )
( 記事ID:22350 )