アーヤトッラー・ジャヴァーディー=アーモリー「マフディー降臨の時期を確定しようとする者たちは偽預言者ダッジャールである」
2011年04月30日付 Jam-e Jam 紙

 アーヤトッラー・ジャヴァーディー=アーモリーは、「《時のイマーム》の降臨時期を確定しようとする者たちは、現代のダッジャールである」と強調した。
〔※《時のイマーム》は、世の終末のときに救世主マフディーとして再臨すると言われているお隠れの第12代イマームのこと。ダッジャールはこのときに現れると言われている偽預言者のこと〕

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーやアーヤトッラー・サーフィー=ゴルパーイェガーニーをはじめとするゴムの著名なマルジャエ・タグリード〔シーア派最高権威〕やウラマーらは、『降臨、極めて近し』のビデオCDが市中に出回っていることについて、人々を惑わす作品であり、不審かつ逸脱した動きであると指摘している。

 こうした中、今回アーヤトッラー・ジャヴァーディー=アーモリーは「モスク文化協会」の集会にメッセージを送り、そこで《時のイマーム》の降臨時期を確定しようとする者は現代のダッジャールに他ならないとした上で、こうしたCDに対しては関心を寄せないことが必要だと強調した。

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( 翻訳者:本岡英恵 )
( 記事ID:22378 )