平和民主党「不服従運動」の一環で街頭金曜礼拝―東南部諸都市
2011年05月06日付 Radikal 紙
平和民主党(BDP)党員は不服従運動の一環として、ディヤルバクル県、バトマン県、マルディン県ヌサイビン市、シュルナク県ジズレ市、スィロピ市、ベイトゥシュシェバプ市、イディル市、その他多くの都市で、今日も街頭で金曜礼拝を実施した。
ディヤルバクル県ダーカプ地区の金曜礼拝は、名誉イマームによるクルド語でのフトゥバ(金曜礼拝の説教)で始まり、約1000人が集まった。礼拝では平和が呼びかけられ、その後参加者は何事もなく解散した。シュルナク県イディル市の平和公園に設置された「民主的解決テント」で行われた金曜礼拝には約700人が集まった。2人の名誉イマームによる金曜礼拝ではクルド語でフトゥバが読まれ、「私たちがここへ来た理由をよく理解することが必要だ。私たちの目的はモスクや、モスクで行われる礼拝や金曜礼拝に反対することではない。今、血が流れず人が殺されない日は1日もない。私たちは抑圧を警告するためにここで礼拝をしているのだ。もし本当に兄弟愛を約束した者たちが兄弟の感情を持っていたなら、互いに騙し合うことはなかっただろう。互いに協力し合い、同じ場所で列に並んで礼拝し、祈っただろう」と述べられた。
シュルナク県ベイトゥシュシェバプ市では、市民広場に集まった約300人の集団が金曜礼拝を行ったが、今回警察はこれに近づかず遠くから見守った。BDP党員のイマーム指導者アリ・アクタル氏がクルド語でフトゥバを読み、礼拝後、参加者は何事もなく解散した。
■ジズレでは女性たちが列に連なった
シュルナク県ジズレ市のBDP支部組織前の広場では、約5000人が参加して金曜礼拝が行われた。いつものように今日も女性たちは男性の後ろに並び、金曜礼拝の運動を支援した。礼拝では説法とフトゥバがクルド語で読まれ、その後参加者らは何事もなく解散した。
シュルナク県スィロピ市にあるBDPのビルの前に設けられたテントでは、何千人もの市民が金曜礼拝を行った。礼拝にはBDPの指導者らも多数参加しており、礼拝用の敷物が不足していたため一部の市民は地面にナイロン、わら、段ボール、毛布を敷いた。礼拝ではクルド語でフトゥバが読まれ、女性も参加した。私服警官が金曜礼拝の参加者をカメラで撮影したことに反発した一部の市民が警察に警告する場面もあったが、その後何事もなく解散した。
■バトマンでは3000人が広場で礼拝した
バトマン市役所前の広場で行われた金曜礼拝には約5000人が参加した。退職したイマームであるジャスィム・ボズクルト氏がクルド語のフトゥバと説教で金曜礼拝を行った。警察は遠くから見張り、礼拝の後参加者は何事もなく解散した。
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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:22404 )