エルドアン首相は、iPad がお好き
2011年05月09日付 Yeni Safak 紙
エルドアン首相は昨年12月から使い始めたiPadを大変気に入っている。
エルドアン首相は演説原稿や顧問らがよこしたメモを確認するためにいつもiPadを使っている。選挙遊説でもタブレット型コンピューター(iPad)をそばから離さない。
以前参加した集会では、顧問らが紙に書いたメモを渡す光景が見受けられたが、この5か月あまりこれらのメモはiPadを使って首相のもとへ届けられている。例えば、総会で行う予定の演説の直前、顧問から首相へのメモを確認するためにiPadが渡されたのだ。
ワタン紙の報道によれば、首相はすべての遊説においてiPadを側に置き、8日におこなったキリス県訪問においても話題となった。エルドアン首相は、キリスへ向かうヘリコプターで、ミーティングで行う予定の演説用の原稿をiPadでチェックしているとして注目された。
■学生に無料配布
エルドアン首相はiPadを大変気に入ったようで、選挙公約にも入れている。選挙演説において、今後学生へ無料でiPadを配布し、パソコンを持たない学生をゼロにするとしたエルドアン首相は、「これは、クルチダルオール氏(共和人民党党首)のプロジェクトではない。公正発展党のプロジェクトだ。出処が不明なのではない。出処は国である。アメリカ、ヨーロッパの学生がいかにコンピューターから恩恵を得ているか考えてみたら、我が国の子どもたちはどれだけ不十分なことか」と述べた。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:22434 )