エルドアン首相の第9代スレイマン・デミレル元大統領に対する発言に抗議するため、4つの党が共同し、ウスパルタで「デミレル氏を擁護」集会を開くことを決定した。
民主党i(DP)のヒュセイン・デデ県支部長は、首相のデミレル氏への発言は、侮辱の域に達しているとし、「デミレル氏を擁護」するようよびかけた。
この呼びかけをうけ、共和人民党、民族主義者行動党、大統一党から前向きな返答が得られた。民主党を中心にした4党は、NGOや一般参加者にも呼びかけ、5月25日に、「ウスパルタはデミレル氏を応援する」と題する集会を準備している。
■「首相は惑わされている」
民主党のヒュセイン・デデ県代表は、デミレル氏が現在、政治にはかかわっていないと述べた。デデ氏は、「デミレル元大統領は、彼が無罪を信じるメフメト・ハベラル氏を支持すると述べただけだ。これは、共和民主党支持を意味する発言ではない」と述べた。
大統一党のオズジャン・バッタル県代表は、デミレル氏に対する言葉による攻撃を見逃すことはできないし、「偉大な先人への批判は、公正発展党が、彼らが望むほどの票を取れないことを示している。反デミレルプロパガンダを行って、票を集めようなどというアイデアを、おそらく首相周辺の補佐官たちが考え、首相に言ったのだろう。デミレル元大統領は、多くの首相や大統領らと同じく、トルコに大きな貢献をした人だ。もちろん間違いや欠点もあっただろう。しかし、トルコ全土に彼の功績はある」と述べた。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:22550 )