■フセイン・タンターウィー軍最高評議会議長、ナセルシティーで国軍外来病院の開所式に出席
2011年5月22日『アル=アハラーム』
【カイロ:本紙】
軍最高評議会議長で軍司令官であるフセイン・タンターウィー元帥は、国軍がナセルシティー地区のタウフィークシティーに設立した外来病院の開所式を執り行った。病院には様々な医療部門や、先進医療を可能にする設備が備わっており、国軍職員とその家族、また地区の住人に向けた、高レベルな医療サービス提供に貢献する。
この病院には受付と救急用の病棟があり、また内科、外科、脳外科、神経科、心臓科、骨、小児科、皮膚科、耳鼻科、眼科、婦人科、家族計画といった複数の専門科がある。この他にも歯科、形成外科、血液分析室、自然療法や放射線治療の部門や、処方箋薬局を備える。
この病院の開設は、エジプトの各県で医療機関の設立を促進するという、国軍の努力の一環として行われた。国軍は病院や専門的な診療所、外来クリニック、血液分析室や血液バンク、活性薬剤開発室といった医療機関を設立することで、国軍職員とその家族に医療ケアを提供するとともに、その多くの部分を一般市民にも振り向けることを目指している。
国軍幕僚長・軍最高評議会副議長のサーミー・アナーン将軍ほか、評議会の多くのメンバーと国軍の幹部たちも、この病院の開所式に列席した。
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( 翻訳者:向笠由希絵 )
( 記事ID:22603 )