「喫煙撲滅協会」の実行担当書記は、一日に平均して300万本の密輸タバコが回収されていることについて明らかにした。
モハンマド・レザー・マアダニー書記はメフル通信とのインタビューのなかで、「幸いなことに、《商品密輸撲滅本部》ならびに《タバコ密輸撲滅本部》の対策のお陰で、対タバコ密輸規制に関する国内市場の意識が高まった」と述べた。
同氏は「同本部、及び国内タバコ会社によって一日に合計100万本の密輸タバコが回収されている」と述べた上で、「この数字は、500万本に達することもある」と付け加えた。
同氏はまた、密輸タバコには健康上の警告を発する図柄が表示されていないと指摘し、「国内で消費されるタバコにこうした図柄が表示されていない場合は、市場から回収されることになっている」と述べた。
「国家喫煙規制本部」事務局の〔‥‥〕ハディージェ・モハッセリー氏がイラン学生通信(ISNA)に語ったところでは、イランでは85年〔西暦2006年〕に「喫煙を規制し、国家規模で撲滅するための総合法」が可決され、その翌年、同法を施行するための細則が定められたという。またWHO(世界保健機関)も1998年に「たばこ規制枠組み条約」を策定し、イランも1384年〔西暦2005年〕にこれに加わったとのことだ。
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( 翻訳者:日下涼 )
( 記事ID:22716 )