治安維持軍総司令官「偽神秘主義の形をとる新たな姿の脅威が出現」
2011年06月02日付 Mardomsalari 紙
治安維持軍総司令官は、今や脅威の質が変化していると指摘し、「もし現在、社会に安全を確立しようと望むのであれば、脅威の新たな姿を知る必要がある。それは悪魔崇拝や偽神秘主義、新興思想などの集団として出現しており、こうした脅威に対して十分な注意が必要である」と述べた。
イラン学生通信の報告によると、エスマーイール・アフマディー=モガッダム司令官は、ヤズド州治安部隊司令官の離任・着任式で、「イマーム・ホメイニーの運動が重要であるのには、いくつかの理由がある。なかでも、それが独立を希求し、〔欧米諸国の〕覇権を拒む姿勢を堅持していることを挙げることができるだろう」と述べた。
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アフマディー=モガッダム氏はさらに、次のように述べた。「今日、脅威の質が変化している。かつて武装した強盗が銀行を襲っていたのが、今日では強盗は武器なしで銀行を襲っているのだ」。
同氏はその上で、「《ハード》だった脅威が、《ソフト》なものに変化している。社会を道徳的堕落へといざなうインターネット上の詐欺師たちなどの存在も、こうした〔ソフトな脅威の〕一部に含めることができるだろう」と付け加えた。
アフマディー=モガッダム氏はその上で、「社会に安全を確立したいのなら、脅威の新たな姿を知らなくてはならない。それは、悪魔崇拝や偽神秘主義、新興思想などの集団として出現しており、こうした脅威に対して十分な注意が必要である」と明言した。
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( 翻訳者:山洞梨花 )
( 記事ID:22822 )