ハーカン氏、投票所にて―AKPから立候補の元エース・ストライカー
2011年06月12日付 Yeni Safak 紙

サッカーのガラタサライとナショナルチームの前代表選手であり、公正発展党(AKP)から国会議員に立候補したハーカン・シュクリュ氏がフロリヤにて投票した。AKPのイスタンブル第3地区から立候補したハーカン・シュクリュ氏は、妻のベイダさんと娘のゼイネプさんとともに、フロリヤ・テヴフィク・エルジャンアナドル高校にて1363番の投票箱が設置してある教室へと入った。シュクリュ氏は、妻の後に続いてブースの中に入り投票した。

■「私たちの国にとってよいものとなればいい」

ハーカン・シュクリュ氏は投票後に行なった会見にて以下のように話した。「私たちの国とすべての国民にとってよいものとなるよう願っている。今日は自由な意思が投票箱に反映される日だ。未来を投票した。とても重要な務めを果たしてきたものと思っている。テレビ画面で私たちの国にとても遠くからやって来た人々を見ると、私たちは昨今このように神聖な務めを果たしたのだと思う。私たちの国にとってよいものとなるよう願っている。」

またとても忙しく働いていると話す同氏は、以下のように続けた。「私たちにとってもまたよいものとなるよう願っている。今いえるのは、投票箱から出る結果を待つということだ。全国民の代表となるため、人々の投票に身を委ねている。私の妻と愛する人々もともに。結果の如何は別として、(国民の審判を受けるということは)民主主義に対し非常に貢献すると考えている。国会議員になれるよう願っている。市民の関心を、私自身や友人たち、そして政党のものとして、いつものように勝ち取ります。」

シュクリュ氏は次期国会に大きな志と熱意を持って国民のために参加すると述べ、以下のように話した。「今後のプロセスで、日々成長しとても速いスピードで発展している国の(ために働く)新たな一員となることは、私たちを興奮させる。状況がどうであろうと、そもそも私たちは国のために働かなければならない。今日までやってきた(サッカーでの)国民の代表という役目を、(国会議員となることで)今後私自身の分野や普段の社会生活において公的な形で果たそうと思っている。」

■「未来を創る若者のひとりとして、重要な奉仕を行えるよう努力する」


国会議員としての活動において優先されるものは何かという質問にも回答したハーカン・シュクリュ氏は、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の掲げた2023年までの目標に言及し以下のように述べた。「2023年に突入するとき、(トルコが世界の)最前列に上り詰めることだ。しかしそうした際も、世界に友好と愛情のメッセージを送り、歴史から得た力で未来を創造する若者のひとりとして、重要な奉仕を行えるよう努力しようと思う。」

投票するときに今日ほど興奮したことは今までなかったと話した同氏は、さらに以下のように続けた。「世論の中で進展してゆく出来事を見ていると、それぞれ異なる考えやしばしば限度を越えた行いとはとても離れた場所に身を置いていると感じる。まずは選ばれた人間であり、重要な人々の一員となる。まずはそこで争うことなく、国民にとって鑑となりたい。品行方正であり、必ず批判を行おう。しかしこのことを一定のルールの中で行い、スポーツから得たフェアプレイの精神を植え付けるために、争うことではなくとても大きな愛情をもってして(国会議員の仕事を)行いたい。」

また「わが国民はとても大きな愛情を抱えた人々の集まりだ」と話す同氏は、以下のように述べ会見を終わらせた。「国民は今日まで愛すべき人を探していた。彼らが愛し、(国民の代表としての)務めに就かせてくれる者として、私たちは、国や国民にとって重要な奉仕をしたいと願っている。これは優先事項、これはその次といって物事を見ること無く、みなが各分野において、あるいは国のために何をすべきであろうと、一丸となりそのことに務めよう。私個人の名で話し考えること、こうしたことは、(今日のような)晴れがましい日には相応しいことではないと考えている。国民とともに、そして彼らが祝福することや美しい願いに沿って、私たちも一生懸命働き、この素晴らしい国を2023年には(世界の)最前列へと上らせたいと願っている。しかしその際にも、世界に友好と愛情のメッセージを送り、歴史から得た力で未来を創造する若者のひとりとして、重要な奉仕を行えるよう努力しようと思う。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:22867 )