新しい国会では、550議席のうち、5分の1の議席を法曹出身の議員が占めることになる。
第24回総選挙では、107名の法曹出身者が議員となった。国会に最も多くの法曹出身者を送り出した選挙区は、イスタンブルの12名と、ブルサの7名である。
国会にはさらに技術者71名、医師37名、報道関係者10名が入った。ほかにも、新しい国会には、様々な職業を持つ人々が議員として選ばれた。その職種は主婦から作家、農業者、神学者にいたる幅広いものとなった。
新しい国会議員の前職は、教育関係者、建築士、政治学者、経済学者、実業家、教育学者、金融コンサルタント、PRエキスパート、旅行業者、薬剤師、貿易業者、プログラマー、獣医師、社会学者、建築業者、主婦、産業経営者、作家、歯科医師、スポーツ選手、音楽家、製造業者、小売商者、神学者、化学者、農業者、銀行員といったものである。
■最高齢は79歳、最年少は27歳
今国会の最高齢議員は79歳で、CHP所属イスタンブル選出のオクタイ・エクシ氏、また最年少議員は27歳で、AKP所属イスタンブル選出のビラル・マジト氏である。1932年生まれのエクシ氏に続く高齢議員は、1938年生まれでAKP所属カフラマンマラシュ選出のメフメト・サーラム氏と、CHP所属アンタリヤ選出のデニズ・バイカル氏、そして無所属ディヤルバクル選出のシェラーフェッティン・エルチ氏の3名だ。AKP所属アンタリヤ選出のヴェジディ・ギョヌル氏と、MHP所属で同じくアンタリヤ選出のトゥンジャ・トスカイ氏が1939年生まれでこれに続く。
憲法改正により、被選挙権を得られる年齢が30歳から25歳に引き下げられたことが、今回の選挙結果にも影響した。新しいトルコ大国民議会(TBMM)の最年少者は、27歳のムハッメト・ビラル・マジト氏だ。1984年生まれのメジト氏は政治学者である。
当選を果たした最年少議員らを最も多く輩出したのはAKPだ。AKP所属議員で、イズミル選出のハムザ・ダー氏が1980年生まれ、デニズリ選出のヌルジャン・ダルブダク氏、ネヴシェヒル選出のエブー・ベキル・ギズリギデル氏の2名が1979年生まれ、イスタンブル選出のアフメト・クタルムシュ・テュルケシュ氏が1978年生まれ、ハタイ選出のアーデム・イェシルダル氏、イスタンブル選出のアフメト・ベラト・チョンカル氏、シャンルウルファ選出のアブデュルカーディル・エミン・オネン氏の3名が1976年生まれである。
最年長のオクタイ・エクシ氏は、高等選挙委員会による選挙結果の宣言から5日後に召集されるTBMM総会において、最年長議員として議長を務めるほか、最年少議員2名は総会の書記として公務を行うこととなる。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:22876 )