平和民主党の祝賀集会、「クルディスタンがわが祖国、首都はディヤルバクル」の歌
2011年06月14日付 Milliyet 紙
5万人が参加した。平和民主党が支持し、ディヤルバクルで当選した無所属候補は、約5万人が参加する祝賀集会を催した。会場で演説した、シェラフェッティン・エルチ氏は、「リーダーたるアポ(オジャラン)も、山にいるゲリラの英雄たちも、顔をあげ、名誉ある形で我々のなかにもどってくる」とのべた。トルコとクルド人に感謝の言葉を述べたレイラ・ザナ氏は、クルド人は(トルコ共和国において)国家の一方の担い手となると述べた。
■無所属候補らは、クルド人・トルコ人に感謝を述べた
平和民主党の呼びかけで、バトゥケント交差点の広場に集まった約5万の人々は、6名の無所属候補の当選を祝った。会場やステージには、巨大なPKKの旗、アブドゥッラー・オジャランのポスター、北イラクのクルド地域で用いられているクルドの旗が掲げられた。
平和民主党のハミト・ゲイラーニー副党首、フィリズ・コチャリ副代表と、当選したレイラ・ザナ、シェラフェッティン・エルチ、エミネ・アイナ、ヌスレト・アイドアン、アルタン・タンの各氏が、大混雑の中ようやくの思いで上った壇上から、人々にVサインをし、挨拶をした。壇上では、「クルディスタンがわが祖国、ディヤルバクルがわが首都」という民謡風のうたと、PKKのマーチが演奏され、壇上にあがった顔にマスクをした若者たちが、PKKの旗をかかげた。しかし、この若者たちを、壇上にいた係員たちが下におろした。祝賀会で短い演説をした当選者たちは、民主的自治区の建設を必ずや実現するとのメッセージをのべ、クルドとトルコの人々が自分たちに示した支援に感謝の言葉を述べた。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:22887 )