内務相代理(文化・社会問題担当)は国内で活動する悪魔崇拝者や偽神秘主義者の身元を割り出す計画が開始されたことを明らかにした。同代理はその上で、「この計画は社会変革計画の一部として実施されるものであり、その内容は《国民統一連帯作業グループ》で決められたものである」と述べた。
アリー・レザー・アフシャール氏はメフル通信との会見で、国内10州で偽神秘主義集団や虚偽を触れ回る者たち、そして逸脱した集団などを特定し、市民一般の文化レベルの向上を通じて、こうした集団〔の活動〕を文化的に予防するための計画が実施されることを明らかにした。〔‥‥〕
同氏は、この計画の実施は社会変革計画のなかでもほんの一部を占めるにすぎないと指摘し、「社会変革計画はまだスタートしていないが、この計画で決まっていることのうち、より緊急性の高いものについては、すでに実施されている」と語った。
同氏はまた、「司法権、革命防衛隊、情報省、ならびに治安維持軍は国の治安を混乱させたり、人々を道に迷わせたり、騙したりしようとしている者どもの取り締まりに従事している。しかし、市民一般の文化レベルを向上させ、主に世界の抑圧諸国のカネで操られている〔不審な〕集団に人々が関心を寄せるような事態を予防することが、優先課題となっている」とも述べた。
同氏はさらに、「家族を騙して、このようなこと〔=詐欺行為〕をしている連中も、こうした集団の指導を受けているのであり、彼らの罠に陥ってはならない。実際のところ、今回の計画のより大きな目的は、こうした詐欺行為への国民の認識を深めることにあるのである」と述べた。
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( 翻訳者:渡部智士 )
( 記事ID:22899 )