イラク:仏大使館の車列に対する攻撃で七人負傷
2011年06月21日付 al-Hayat紙

■【イラク】仏大使館の車列に対する攻撃で7人負傷

2011年6月21日火曜日『アル=ハヤート』

【バグダード:本紙】

バグダードで昨日、フランス大使館所属の車列が爆弾攻撃を受け7人が負傷した。負傷者の中には、車列の警備員も含まれる。また、車列中の武装車両が大きな被害を受けた。

情報筋は、「爆発は車列がバグダードの中心部にあるアル=マスバフ地区を通ったときに起きた。7人の被害のうちの4人は警備員であった。」と述べた。

また、同筋は、「車列のうち1台が爆破され被害を受けた。また、非軍事車両2台が炎上した。しかし、フランス人外交官には被害がなかった。」と付け加えた。

治安関係に詳しい情報筋が『アル=ハヤート』に明かしたところよると、事件の前フランス大使館とイラクの治安警察は、大使館と首都中心部のアル=カッラーダにある大使の住居を攻撃目標とする旨の度重なる警告を受けていた。

同筋は、「フランス大使はアル=カッラーダ地区のアル=マスバフ交差点にある公邸から、近所にある大使館に、いつも誰もが知っている決まった時間に出勤していた。また、通勤経路も同じだった。このことが、フランス大使を武装勢力にとって簡単な攻撃対象とした。数ヶ月前にフランス大使館の裏の道で2名が逮捕されたが、両名はレンタカーでアル=カッラーダ地区をうろうろしていた。取り調べの結果、両名はイラク・イスラーム国に所属していて、当該地区を徘徊していた目的は襲撃準備のためフランス大使館を偵察することだったと自白した。」と述べた。

他の数十カ国とは異なり、フランスは城砦化したグリーン・ゾーンに大使館を移転していなかった。フランス大使館は、「ロイター」、「BBC」、「AP」のような国際的報道機関の事務所や治安企業の事務所が立地する住宅街にある。アル=カッラーダ地区は、バグダードの中で最も観光客や政治家の居住地として好まれる地区とみなされている。同地区には、イラク共和国の大統領であるジャラール・ターラバーニー、イスラーム最高評議会の指導者であるアンマール・アル=ハキーム、共和国副大統領であるアーディル・アブドゥルマフディーの住居や、そのほかの諸政党の事務所がある。また、駐イラク・フランス大使館は、フランス語講座を開催したり、イラクの文化人を招いたフォーラムを開催したりするなど、イラクに駐在する大使館の中で社会・文化活動を活発に行う大使館と目されている。
(後略)

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(翻訳者:木村嵩)
(記事ID:22987)