警察、不適切な衣服を製造していた工場を操業停止処分に
2011年06月21日付 Jam-e Jam 紙

治安維持軍総司令官代理「レイプ犯に対して、警察は特別な形で対応する予定」

 治安維持軍総司令官代理は、道徳的安全計画の実施に伴い、ヘジャーブや服装をめぐる状況に改善が見られていることを明らかにし、「不適切な衣服を生産していた生産拠点数カ所に対し封鎖処分が科された。また複数の関係者らも逮捕され、司法当局に引き渡された」と述べた。

 ジャーメ・ジャム紙の報道によると、アフマドレザー・ラーダーン司令官は昨日、〔‥‥〕記者団の前でさらに、「服装の乱れを取り締まる道徳的安全計画が先日来よりテヘランで開始されているが、現在、この計画はイラン北部の都市部でも実施されており、現地住民の歓迎を受けている」と述べた。

 ラーダーン氏は、この計画で警察と行動を共にしている若者たちに感謝し、「社会の道徳的安全について真剣な眼差しを向けている若者に感謝しなければならない。この計画の目的は、特に〔女性の〕服装が乱れていることをいいことに、大胆不敵にも人々の貞節に迷惑行為を働こう〔=通りで見知らぬ女性にしつこく声をかけたり、痴漢行為を働いたりしよう〕とする者たちが現れないような状況を作り出すことにある」と述べた。

〔‥‥〕

■「占い師には厳格に取り締まる」

 治安維持軍総司令官代理はまた、占い師たちの活動に関する質問への受け答えのなかで、「占い師ヘの取り締まりは、治安維持軍、特に専門の警察によって厳格に行われている。調査からも、占い師たちは人々を自らの影響下に置くことで詐欺をはたらこうとしていることが分かっている。あなた方も毎日のように、イランの各地で占い師たちが逮捕され司法当局に引き渡されているのを、〔新聞等で〕目にしているだろう」とも述べた。

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( 翻訳者:森田沙里 )
( 記事ID:23058 )