国会宣誓の日、BDP系無所属候補らはディヤルバクルで抗議
2011年06月28日付 Radikal 紙
ディヤルバクルのBDP系無所属議員ハティプ・ディジュレ氏の当選取り消しに抗議して、また逮捕されている議員の釈放を求めて平和民主党(BDP)系議員らがボイコットを行っている。彼らは今後の行動についてディヤルバクルで発表した。
BDP系無所属議員らは、高等選挙委員会(YSK)によるハティプ・ディジュレ氏の当選取り消しとクルディスタン社会連合・トルコ議会(KCK/TM)裁判で逮捕されていた議員たちが保釈されないことを受け、トルコ大国民議会の宣誓式をボイコットする決定を下し、今日(28日)ディヤルバクルで集会を開いた。
BDP系無所属議員らは、今朝(28日)からメルケズ・カヤプナル市の「ジゲルクスィン文化センター」会議室に集まり、今後の姿勢についての決定を下した。
集会のあと、ギュルタン・クシャナク氏がグループを代表して会見を開いた。クシャナク氏は、YSKがハティプ・ディジュレ氏の当選を違法なやり方で取り消し、同様に現政権もまた国民から議席を奪いとるかたちで(別の)一人の議員を当選させたと述べ、これについて最も重点的に議論されるべきだと主張した。
クシャナク氏は、逮捕中の議員の自由を得ることができなかったと話し、以下のように続けた:
「民主政治において国民が自身に与えた権限や義務を行使しうる条件を持っていないというのは、その解決において、また民主政治において、重要な問題である。私達はこの展開を、これほどの年月をかけたプロセスの末生じた解決への可能性に対する干渉、あるいは攻撃ととらえている。クルド問題の平和的手段による解決、民主的憲法の作成、そして民主的な共和国と民主的な自治の確立のために、私たちは国民の同意を得た。私たちはこの闘いを、国民から与えられた権限にもとづき、今後も最も活発で効果的な方法においてすすめていく。
今後、私たちのグループの集会を毎週ディヤルバクルで行い、組織的で慎重かつ計画的な闘いをすすめていく。したがって「国会ボイコット」という態度も、「民主政治と解決への干渉を認めない」という意思表示のため、解決の兆しが見えるまでとり続ける予定である。」
集会には、無所属で当選したヌルセル・アイドアン氏、ハスィプ・カプラン氏、サバハット・トゥンジェル氏、レイラ・ザナ氏、エミネ・アイナ氏、エロル・ドラ氏、エルトゥールル・キュルクチュ氏、アイセル・トゥールク氏、アディル・クルト氏、アルタン・タン氏、イドリス・バルケン氏、アイラ・アカット・アタ氏、ギュルタン・クシャナク氏、エサト・ジャナン氏、ムラト・ボズラク氏、ハリル・アクソイ氏が参加した。集会に参加しなかった14名の議員の中には、前日(27日)心臓発作で亡くなったムシュのヌリ・ヤマン元議員の葬儀に参列するためムシュへ行った者もあった。また体調不良を理由にディヤルバクル集会に参加しない議員もいた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:23069 )