6時間半の宣誓マラソン終了、CHPとBDP系無所属は宣誓せず
2011年06月28日付 Yeni Safak 紙
国会議員による宣誓式が終了した。この式は、約6.5時間続いた。このなかで、326人の公正発展党(AKP)議員、51人の民族主義者行動党(MHP)の議員が宣誓した。トルコ大国民議会の議長で、共和人民党(CHP)のイスタンブル選出の国会議員オクタイ・エクシ氏と、民族主義者行動党のイスタンブル名簿で当選し、その後、党を除名され無所属となったイスサン・バルッチュ氏も宣誓を行った。
CHPの議員134人は国会内には入ったものの、拘留中のイズミル選出のムスタファ・バルバイ氏と、ゾングルダク県選出のメフメト・ハベラル氏の釈放が認められなかったことに抗議し、宣誓を行わなかった。また、平和民主党(BDP)系の35人に無所属候補は、ハーティプ・ディジュレ氏の当選が無効とされたことに抗議し、宣誓を行わなかった。
欧州評議会議員会議(AKPM)の議長で、アンタリヤ県選出AKP議員のメヴリュト・チャヴシュオール氏は、登庁できず、宣誓を行わわなかった。
宣誓でいい間違いをした国会議員に対しては、オクタイ・エクシ臨時国会議長が注意をし、やり直しをおこなった。AKPのハリル・ウリュン(アフヨンカラヒサル県選出)、アリ・ギュルテキン・クルチ(アイドゥン県選出)、チュライ・バブシュチュ(バルケスィル県選出)、イスマイル・アイドゥン(ブルサ県選出)、ヒュセイン・フィリズ(チャンクル県選出)、ヤシャル・カライェル(カイセリ県選出)、アリ・イフサン・ヤヴズ(サカリヤ県選出)、MHPのメスト・デデオール(カフラマンマラシュ県選出)、アリ・オズ(メルスィン県選出)の各氏は、やり直しを命じられた。
暗記していた宣誓の文章を2回にわたって間違えたAKPのオルドゥ県選出議員イドリス・ナイム・シャーヒン氏は、3度目に、紙をみながら読んだ。AKPのメフメト・ユクセル(デニズリ県選出)氏も、3度宣誓することになった一人だ。AKPのコンヤ県選出ムスタファ・バルオール氏は、宣誓を暗記して行った。
イスサン・バルッチュ氏は、イスタンブル選出議員がアナウンスされたときには、宣誓を行わなかった。しかし、宣誓式の終わりに、もう1度呼ばれると登壇し、宣誓を行った。この時は、宣誓の文章をまちがえ、エクシ議長に注意をされ、やり直した。
■バルバイ、ハベラル、アランのために拍手
CHPの国会議員で、拘留中のバルバイ、ハベラル、またMHPのイスタンブル選出国会議員でエンギン・アランの名が呼ばれると、議場は長い時間、拍手の音に包まれた。
国会議員の名を書記役の議員が読みあげるが、AKP党首であるタイイプ・エルドアン首相と、CHPのケマル・クルチダルオール党首、MHPのデヴレト・バフチェリ党首の名は、エクシ臨時議長が呼んだ。エクシ議長がクルチダルオール党首の名を呼ぶと、CHP議員らは、そのとき、議場内にいなかったクルチダルオール氏に拍手した。デヴレト・バフチェリ党首が宣誓すると、MHPの議員らはたちあがって、他党の議員らは座ったままで、拍手をした。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:23073 )