トルコ通のアメリカ大使「ドウ・ペリンチェキはないの?」質問
2011年07月01日付 Radikal 紙


フランシス・リチャルドーネ在アンカラ・アメリカ大使は、ガズィアンテプで絨毯を販売する商店の前を訪れ、アタテュルク、レジェプ・タイイプ・エルドアン、バッシャール・アサド、デニズ・ゲズミシュ、フェトフッラー・ギュレンの肖像を写した絨毯を見て、「ドウ・ペリンチェキの絨毯はないのか?」と尋ねた。

フランシス・リチャルドーネ在アンカラ・アメリカ大使は、ガズィアンテプを訪れアメリカン病院を訪問後、バクルジュラル市場を散策した。リチャルドーネ大使は、ある絨緞屋の前を通る際、アタテュルク、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、故トゥルグット・オザル元大統領、シリアのバッシャール・アサド大統領、フェトフッラー・ギュレン、サイド・ヌルスィー、デニズ・ゲズミシュらの肖像が写された絨緞を見た。同大使は、「これほど有名な人々が描かれた絨緞を一度に見て非常に驚きました。しかしドウ・ペリンチェキの絨緞はありませんね?」と尋ねたが、店員が「ございません」と答えると、「驚きました」と答えた。リチャルドーネ大使が店員と「セラームアレイキュム(平和があなたと共にありますように)」と挨拶し彼らとトルコ語で会話していたのが注意を引いた。

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【訳者注】ドウ・ペリンチェキ(1942-)はガズィアンテプ出身の政治家。労働者党党首。エルゲネコン事件の容疑者として2008年に逮捕、現在もシリヴリ刑務所に拘留されており、裁判は継続中。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:23109 )