教育相は、「新学期〔9月下旬〕から、一時間の《コーランの授業》時間を小学校の課程に追加する」と発表した。
ファールス通信の報道によると、ハミードレザー・ハージー=バーバーイー教育相は、教育空間はコーランと礼拝の空間たるべきだと指摘し、「今や礼拝とコーランの重要性は、教育省内での我々の関心の的となっている」と加えた。
また同氏は、小学校の木曜休みについて言及し、「小学校は週5日、コーランを朗読して始まり、正午と午後の礼拝を行って終わることになるだろう」と言明した。
ハージー=バーバーイー教育相はまた、「もし小学時代にコーランを学んだなら、児童らは後々の課程で、コーランの勉強を自ら進んで続けたいと思うようになるだろう」と述べた。
同教育相はさらに、中学では「コーランとともに」コースが開設されることについて触れ、加えて「今年、イラン全国の中学生全員が《コーランとともに》コースを履修することになっており、そこでは教師がコーランの章句を読み上げたり翻訳したりして、授業を始める予定だ」と述べた。
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( 翻訳者:森田沙里 )
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