ブーシェフル原発の祝典、ラマダーン月にも
2011年06月28日付 Jam-e Jam 紙

 外務大臣は、ブーシェフル原発の原子炉は現在蒸気を作っているところだと指摘した上で、「この原子炉はラマダーン月中旬〔西暦8月中旬〕に40%の稼働率となり、同月中にも電力網に繋がるだろう。この接続を記念する祝典はラマザーン月下旬(シャフリーヴァル月の最初の10日間)に催される予定だ」と述べた。

 アリーアクバル・サーレヒー氏はイラン国営放送第2チャンネルの報道特別インタビュー番組での発言の中で、原子力による発電プロセスについて、少しずつ着実に進んでいると表現した上で、「このプロセスには、最初から発電まで9ヶ月から1年が必要だ」と指摘した。

 同氏はその上で、「プロセスに2ヶ月間の遅れを生じさせた最も最近の問題は、発電所のポンプの1つに関係した問題だった。〔問題を無視して〕作業を続けることも可能だったが、〔原子炉の〕稼働よりも安全を優先したため、原子炉の中心部を再び開き、燃料を外に出すことを選択したのだ」と語った。

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( 翻訳者:八十嶋彩子 )
( 記事ID:23182 )