政府施政方針にテレビ・ドラマ―批判の的は「華麗なる世紀」?
2011年07月11日付 Radikal 紙
家庭崩壊を招くという批判に晒されていた「テレビ・ドラマ」が、政府施政方針に組み入れられた。
政府施政方針に、新政権下で支持されるだろうテレビ・ドラマについてのヒントが載せられた。施政方針によると、第61代政権下では「歴史的に重要な人物、事件、物語の主人公、文化的豊かさを扱うドキュメンタリー、アニメーション、テレビ・ドラマが制作される」。施政方針においてこうした表明がなされたのは、「華麗なる世紀」で起こった議論に対するメッセージとみられる。
立法者スレイマン1世の時代を扱ったドラマ「華麗なる世紀」は、特に政府メンバーから反発を受けた。ビュレント・アルンチ副首相は、「歴史的に重要な人物を正しく把握せず、矮小化し、軽んじようとする者は、その報いを受けねばならない」と述べた。
ファトマ・シャーヒン家族社会政策相も、選挙前にテレビ・ドラマに注目していた。シャーヒン大臣は、「家庭を崩壊させ、我々を我々たらしめている価値観を潰し、(婚姻関係のない男女の)同棲を普通のものとする」数多くのTVドラマがトルコ社会を困難に陥れていると述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:23236 )