エジプト:軍保護下の音楽家たちの選挙
2011年07月20日付 Al-Ahram 紙


■軍保護下の音楽家たちの選挙

2011年7月20日『アル=アハラーム』

【アリー・サーリム・イブラヒーム】

音楽家たちの労働組合の代表と組合執行評議会を選出するための選挙開始からわずか3時間後に総会は終了した。総会では、組合員たちが昨日(19日)朝から投票権を行使し、新しい評議会での代表を選出するために競って出席しようとしていた。

(出席しようとした)組合員の数の増加の結果、彼らの争いが多発し、組合員の安全を確保するために軍隊の増援が要請された。

代表の地位をめぐって、6名が争った。6名とは、芸術家のムハンマド・アル=ヘルゥ、イーマーン・アル=バフル・ダルウィーシュ、ジャマール・サラーマ、ムハンマド・アリー・スライマーン、ハサン・フィクリー、ムニール・アル=ウスィミー前代表である。
他方、執行委員会では55人の候補が争い、そのうち12人が新しい労働組合執行委員会の委員となる。この選挙は司法委員会が監修する。司法委員会は、アフマド・アル=ハウリー顧問長、イーハーブ・アル=ジャミーリー、ムハンマド・ファラージュ、アシュラフ・アービディーン、アーディル・アブー・アル=アマーイムである。音楽家組合には4461人の組合員がおり、カイロの2554人に投票過程を容易にするための7の委員会が割り当てられ、組合員数が1907人に達する諸県に9の委員会が割り当てられた。また、タンタに2006人、アル=マンスーラに431人、アレキサンドリヤに361人、シャルキーヤに283人、アル=アクサルに211人、マフラに134人、ディマンフールに118人、ソハーグに111人、アル=マヌゥフィーヤに52人の組合員がいる。

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( 翻訳者:酒井優 )
( 記事ID:23348 )