■アル＝アハリ、エジプトカップ撤退を検討

2011年7月21日『アル＝アハラーム』

〔エジプトのサッカークラブ〕アル＝アハリの幹部らは、イード・アル＝ファトル〔断食月明けの祭〕直後の9月1日に開催が決まっているエジプトカップから撤退することを検討している。

撤退の決定は、「エジプトカップは、アフリカチャンピオンズリーグの試合に出場する選手たちにとって大きな負担になる」とみるポルトガル人のマヌエル・ジョゼ監督の希望に基づいて検討されている。

〔エジプトの〕プレミアムリーグ戦が終わらないうちにアフリカチャンピオンズリーグの試合が始まるために、アル＝アハリは、シーズン終了後に完全休養を設けない唯一のエジプトチームとなる。同チームは7月10日にリーグ戦を終えたが、17日に行われるモロッコのウィダード・アスレチック戦を皮切りにアフリカチャンピオンズリーグでの試合が始まる。30日にはチュニジアのエスペランス戦、そして8月15日にはカイロでアルジェリアのモウルーディーヤとの試合が控えている。

アル＝アハリは、とりわけプレミアリーグのラウンド32にあたるキーマ・アスワン戦が順延されたことから撤退を検討しているが、その一方でその他のラウンド32の試合は全て消化されている。アル＝アハリが撤退した場合は、キーマ・アスワンが自動的にラウンド16に参加する資格を得る。

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（ 翻訳者:酒井優 ）
（ 記事ID:23359 )