エフテハーリー議員「衛星放送は離婚と尊属殺人を生む大きな要因となっている」
2011年07月16日付 Iran 紙

 夫婦の互いに対する裏切りから発生する「貞操離婚」の多くは、衛星放送から流れてくるドラマの有害な影響を受けている。

 国会の女性会派のスポークスパーソンを務めるラーレ・エフテハーリー議員はこう警告し、さらに次のように述べた。

衛星放送はプラスの影響もマイナスの影響も持ちうる。もちろん、衛星放送局から放映されてくる映画やドラマの多くが、イラン人の家族観に不適切な影響を与えており、今後も与えるだろうということに、注意する必要がある。

 実際、ペルシア語衛星放送局で放送されている家族を描いた映画は、ことさらイスラーム共和国体制の転覆と、イラン人家庭への危害を意図したものであり、西洋の〔映画・ドラマ〕制作者たちから膨大な予算を得て、支えられている。
 同議員はペルシア語放送局から流れてくる衛星ドラマの制作者たち自身、家庭への浸透と文化の変質を目的として、さまざまなドラマを生産していることを認めていると指摘したうえで、「各家庭が用心することなく、これらの番組を視聴すれば、望ましくない結果が予想されることを覚悟すべきだ」と述べた。

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( 翻訳者:松村すみれ )
( 記事ID:23394 )