ギュナイ文化相、墓碑文を読めなかった教授に「落第!」
2011年07月26日付 Milliyet 紙


ギュナイ・エルトゥールル文化観光相は、ベヤズゥト図書館の隣にあるハーンを調査した。ギュナイ氏はある墓碑文を見て何と書いてあるのかと尋ね、答えられない准教授を恥じ入らせた。

ギュナイ文化相は、スレイマニエ・モスクとスレイマン一世、ヒュッレム・スルタン(スレイマン一世の妃)の廟の改修に携わる関係者から情報収集を怠らなかった。イスタンブル知事ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル氏、イスタンブル広域市カーディル・トプバシュ氏、イスタンブル県文化観光局長アフメト・エムレ・ビルギリ氏もギュナイ氏に同行した。

■写本専門家もわからなかった

最初に寄ったベヤズゥト図書館の隣にあるハーンを調べたギュナイ文化相は、表面を覆わないよう指示した。ギュナイ氏はここで調査を行い、少ししたのちハーンから離れてスレイマニエ・モスクへ向かった。そこでしばしの間市民と談笑し、観光客らとも握手を交わした。そのあと彼は、スレイマニエ・モスクの墓所域にあるスレイマン一世とヒュッレム・スルタンの廟改修に関する情報を入手した。

スレイマン一世の廟にある墓碑を調べたギュナイ文化相は、ある墓碑文を見てその人物がいかなる立場にあるのか知りたくなり、隣にいた写本部門責任者のムヒッティン・マジト准教授に尋ねた。准教授は答えに詰まり、墓碑を調べたものの「この花模様の墓碑の意味を私に教えてくれ」と言うギュナイ文化相に対して答えることができなかった。准教授が答えられないのをみると、ギュナイ文化相は「落第です、先生」と言い渡した。マジト教授は「いやいや、ギュナイさん、この碑文はちょっとした」と答えた。ギュナイ文化相は、答えられなかったマジト教授に「はいはい」と言って反応した。

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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:23438 )