憲法改正で積極的な役割を果たすため、トルコ大国民会議へのボイコットに終止符を打ち、宣誓を行うつもりであると語った平和民主党(BDP)は、新しい憲法に向けたロードマップを準備した。BDPは民主的自治が憲法で認められるよう公正発展党(AKP)からの支持を探る。
BDPがヴァンで行った集会で、憲法改正が議題として取り上げられ、党のロードマップが明らかにされた。これによれば、BDPは第一に、過日、民主社会会議(DTK)で宣言された民主的自治が憲法に盛り込まれることを望んでいる。BDPは民主的自治が憲法で定義されるよう積極的な活動を行う。
■憲法委員会
こうした動きの中で、週末ディヤルバクルで開催されるDTKの会議のあと、党本部で憲法委員会が結成される。委員会は以前に準備された骨子に、変更を加える。ハミット・ゲイラニ共同党代表が委員長を務める憲法委員会は、まず民主的自治が憲法にどのような形で盛り込まれるべきかを明確にする。
■トルコ全体
自治に関する取り組みが完了した後、BDPはAKPと新たな対話のステージに進む。話し合いの中でBDPは、AKPに自治に関する骨子を提出する。今後行われる予定の憲法改正の取り組みの中で、自治は必ず盛り込まれなければならず、これはクルド地域だけでなくトルコ全体で考えられる必要があることが明示される。
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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:23458 )