サウジアラビア国王と皇太子、モロッコ国王に軍用機墜落事故の犠牲者への哀悼の意を表明
2011年07月29日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア国王と皇太子、モロッコ国王に軍用機墜落事故の犠牲者への哀悼の意を表明

2011年07月29日『アル=ハヤート』

【ジェッダ:本紙】

サウジアラビアのアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王は、モロッコのムハンマド6世国王に対し、軍用機墜落事故の犠牲者弔電を送った。

以下が国王の電報の内容である。「我々はモロッコで起こった軍用機墜落事故により死者が出たというニュースに深い悲しみを受けた。我々はここでサウジアラビア王国民、サウジアラビア王国政府、我々の名において、陛下と犠牲者の家族に深い哀悼の意と心からの同情を送る。我々は、全能で崇高なアッラーがその豊富な慈悲と恩赦で犠牲者を守って下さり、また彼らをその広い楽園に住まわせ、また陛下、兄弟であるモロッコ国民を全ての悪から守って下さるよう祈念する。アッラーはそれらを聞き取り、答えて下さるからだ」

同様に、皇太子兼副首相兼防衛航空大臣兼監察官であるスルターン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子はモロッコのムハンマド6世国王に対しモロッコで起きた軍用機墜落事故の犠牲者への弔電を送った。

以下が皇太子の電報の内容である。「私は軍用機墜落事故により死者が出たというニュースに深い悲しみを受けた。私は陛下と犠牲者の家族に深い追悼の意と心からの同情を送り、全能で崇高なアッラーがその豊富な慈悲と恩赦で犠牲者を守って下さり、また彼らをその広い楽園に住まわせ、また陛下、兄弟であるモロッコ国民を全ての困難から守って下さることを祈っている。アッラーはそれらを聞き取り、答えてくれる」

火曜日、(26日)、モロッコ軍は同国南部のカルミーム付近での軍用輸送機墜落事故で、80名が死亡したと発表した。この事故は、モロッコの航空事故としては最悪の悲劇である。墜落した飛行機はC-130ヘラクレスで、ラバトから830キロメートル離れた山岳砂漠地帯のカルミーム付近で墜落した。軍は墜落した飛行機は軍人60人を含む81人を輸送していたと発表した。

また、軍は声明で「死者78名、重傷者3名」と発表したが、2人の重傷者の死亡により死者は80名になったこと、この飛行機はモロッコ南部のアガディールとアル=ウユーン(西サハラ域内)間を運行中であり、9人の乗組員と60人の軍人、12人の民間人が乗っていたことを発表した。

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( 翻訳者:坂本憲人 )
( 記事ID:23467 )