アルジェリア:自爆攻撃未遂事件
2011年07月29日付 al-Hayat紙

■アルジェリア:ベン・ハーッジの息子「ムアーウィヤ」、アルジェでの自爆作戦実施前に死亡

2011年7月29日 『アル=ハヤート』
【アルジェ:アーティフ・カダーディラ】

 アルジェリア筋は、アブドゥルカハール・ベン・ハーッジ(*べルハーッジと呼ぶ場合もあり)、通称「ムアーウィヤ」が死亡したことを確認した。同人は、非合法のイスラーム救済戦線(FIS)のナンバーツーだったアリー・ベン・ハーッジの息子である。アブドゥルカハールは、「イスラーム的マグリブのアル=カーイダ」の幹部で、去る月曜日(25日)夕刻にアルジェリアの治安部隊が殺害した3名の武装要員に含まれていた。アルジェリア当局によると、この3名は「アルジェ中心部で自爆作戦を実施する」途上にあった。

 アルジェリア筋は本紙に対し、「ムアーウィヤ」(23歳)は去る月曜日の夕刻に殺害されたが、「軍が射殺したのではなく、3名の自爆要員のうち一人が、彼らが乗っていた車両の運転手が検問所での停車を拒否した後に爆弾ベルトを爆発させたため」死亡したと述べた。

 アルジェリア当局は公営テレビ局を通じて声明を発表、爆発の詳細を以下の通り解説した。「爆発は去る月曜(25日)ブーマルダース県サニーヤで発生した。」、「3名のテロリストは、アルジェに向かう爆発物を満載した爆弾自動車に乗っていた。その目的は、自殺作戦を行うことだった。」、「治安機関はこの作戦を、テロリストの一人の家族を通じて察知した。」、「軍はアルジェに向かう国道に爆弾自動車を侵入させないため、検問所を設置することを決定した。3名のテロリストが監視所に到達すると、車の運転手は停車を拒否、自爆要員たちは車両の中で自爆した。」

 27日夕方、アリー・ベン・ハーッジは本紙に対し、「アブドゥルカハールの死亡はまだ確認していないし、その情報を治安機関に教えてもらおうとも思わない。何故なら、自分はアブドゥルカハールが死んだか否かを自分の伝手で知るであろうからだ。」と述べた。アルジェリアの公営テレビ局は、「治安機関は3名のテロリストのうち1名の身元の身を特定できた。・・・他の自爆要員2名の身元については現在も調査中である。」と報じた。アルジェリア政府高官はAFPに対し、ベン・ハーッジの息子については、DNA鑑定で確認したと述べた。この件を最初に報じたのは、地元の「アン=ナハール」紙である。

 複数の消息筋は本紙に対し、アブドゥルカハール・ベン・ハーッジは2006年に他3名の若者とともにアル=カーイダに勧誘されたと述べた。同人の勧誘は、「テロ問題」の関係者によってなされた。アブドゥルカハールは、2006年3月に和平と国民和解憲章の枠組みで釈放されていた。「アル=カーイダ」マグリブ支部の首領はアブドゥルカハール・ベン・ハーッジを「強固な意志」として知られる仕組みの一環として自分の周囲にとどめた。アブドゥルカハールは、後に同組織の広報委員会の副責任者に就任したと言われている。同広報委員会は、「アル=アンダルス機構」の名義で広報物の発表活動をしている。

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(翻訳者:高岡豊)
(記事ID:23468)