情報相「レザーイーネジャード氏のテロには不明な点がある」
2011年07月26日付 Jam-e Jam 紙

 情報相は、「テロにあった大学生は核計画には参加しておらず、この問題には関与していない」と述べた。

 イラン学生通信の報道によると、ヘイダル・モスレヒー情報相は日曜日、閣議の合間に記者団の前に姿を現し、ハージェ・ナスィール大学の大学生に対するテロ事件に関し〔‥‥〕、外国の諜報機関がこのテロに関与しているかどうかについて、次のように語った。「外国の諜報機関による仕業の場合、通常それと分かる痕跡があるものだが、今回のテロではこれまでのところ、私たちはそのような痕跡を目にしていない。〔今回テロの被害に遭った〕彼は特別なスキルを持った大学生で、殉教を遂げた。このテロ事件の背後に、〔外国の〕諜報機関が潜んでいるのかどうかについては、まだ明らかにはなっていない」。

 モスレヒー氏はまた、PJAKについて、「この組織は西洋諸国の支援を受けている。組織のトップが暮らしている国〔=ドイツ〕はこのグループを取り締まるにあたり、われわれに証拠資料を要求してきた。これに対し、われわれは幾度も彼らにその証拠を提示してきた」と述べた。

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( 翻訳者:太田里美 )
( 記事ID:23516 )