テヘラン市民による水消費量は、今年のモルダード月〔西暦7/23-8/22〕に警戒レベルに達したことが分かった。
テヘラン州上下水道社の報告によると、テヘランの気温が大きく上昇し続けたことで、ここ数日でテヘラン市民の水の消費量がぐんと跳ね上がったという。
テヘラン市の水の消費量は昨日、300万200立方メートル以上に達した。首都の浄水・貯水・給水能力を考えると、テヘラン市民の現在の消費傾向が続いた場合、同社の給水能力を超える消費量となることが予想されている。
この報告によると、テヘラン市民の水道水の消費量は前年同時期と比較して10%増加しており、気温が上昇し続け、それに伴い水の消費傾向も今後このままの状態が続いた場合、テヘラン市民は断水と水不足という問題に直面することは確実だという。
テヘラン州上下水道社はすべての市民に対し、水の消費の節約マニュアルをきちんと守り、市民としての義務と責任を果たすことで、同社が給水サービスを公平かつ持続的に提供することに協力するよう、呼びかけている。
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( 翻訳者:太田里美 )
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