サウジアラビア・インターネット大学の設立
2011年8月14日『アル=ハヤート』
【リヤド:本紙】
サウジアラビア高等教育大臣は、首相であり、高等教育評議会議長でもあるアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がサウジアラビア・インターネット大学の設立に同意したことを発表した。
ハーリド・ビン・ムハンマド・アル=アンカリー大臣は、高等教育省が発表した記者発表の中で、評議会はリヤドを大学本部に定めたと明らかにした。また、大学は国営の教育機関として設立され、高等教育を提供し、インターネットを利用した学習環境を増やすと言及した。この学習環境は、情報・通信技術やインターネット学習、遠方からの教育の技術に基づいている。
大臣によると、大学では経理・金融学部、会計・情報学部、健康学部からなる三つのカリキュラムを開始する予定である。そして、大学は学士、大学院の学位を教育課程に応じて授与する。また、大学は内外の学問的信頼を得るために活動する予定であるが、学問的信頼は卒業生の質の向上に役立つ。
そして、同大臣は、インターネット大学はサウジアラビアの大学で提供される学生資格の代わりとなるだろう、「同様に、同大学は王国内の様々な地域の大学と緊密な相互協力を行だろう。」と言及した。そして、同大学は、大学での学業の継続を希望する者に対し、より柔軟な環境で、彼らの生活・仕事・所在地に適した形でサービスを提供するだろうと宣言した。
高等教育大臣は「大学は、よりよい教育モデルに則る高等教育を提供するだろう。よりよい教育モデルとは、実践、インターネット教育技術、先端知識の移転と国内定着に基づくもであるである。この教育は、内外の大学、教育機関、研究機関職員の協力によって提供される。そして、教育内容は学術的水準を満たした出典から提供される一流のものである。そのような教育内容の定着はサウジアラビア社会の必要性と一致するよう行われる。その上、この大学はサウジアラビア社会全体の個人の生涯学習意義や目標を支援するものとしてみなされている」と語った。
同大臣は、この大学が計画に沿って諸地域に教育センターを開設することによって拡大すると予測した。そして、高等教育評議会の傘下で、大学が教育機関の体系を完成すると強調した。同様に、この大学がカリキュラムや学習方法の決定で柔軟性を保証するための幹部会を持つ独特な大学となることを強調した。
また、大臣はサウジアラビア国王が大学設立の決定に同意したことは、国王がこの栄光ある国サウジアラビアにおける教育の歩みやその繁栄、教育の発展のために全ての資源を利用することに抱く関心を具体化したものであると指摘した。教育の発展により、諸世代の手本の訓練が可能になる。諸世代の手本とは、サービス提供や祖国と国民の建設に習熟し、発達・発展の地平を歩むことができる者である。
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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:23643 )