エルドアン首相、今回はドルマバフチェで憲法改正を話題に
2011年08月14日付 Zaman 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、慣例となったドルマバフチェ宮殿での会議を開始した。以前、“民主的解決”が取り上げられたこの会議の今回の議題は、新憲法だ。

エルドアン首相は9月に初めて市民団体(STK)と会談を行う予定である。ドルマバフチェ会議を設定した公正発展党(AKP)のヒュセイン・チェリキ副党首は、「憲法に関してこれまでに取り組んできた市民団体と我が党首が一堂に会せば、ブレインストーミングができるだろう。首相が(市民団体からの)提案を受け入れた後、会談は具体化されていった。私は、憲法改正について話し合う用意のある市民団体と、研究グループとの議論はメリットがあると考えている」と語った。チェリキ副党首は、ヴァタン紙の取材に答え、会議の日程について、「9月に始まる。我が首相と会合を行う際に最終的な日程を決定する」と述べた。

ヒュセイン・チェリキ副党首は、新憲法の準備に関し、野党にも「共通の理念をもって行動する構えだ」とのメッセージを送った。またチェリキ副党首は、憲法改正の取り組みには先入観が植え付けられることなく全ての人が参加することを望むとし、次のように述べた。「現行の憲法を取り上げて各項を変えるのではなく、全く新しい憲法を作りたいと考えている。簡潔かつ核心的で、より包括的な。法令や、さらに第二・第三の法で施行されうる事項を持ちだして憲法に全部積め込むことには意味がありません。例えば50条にまとめると、(私としては50でも多すぎますが)そのうちの45条で合意するでしょう。残り5条に問題があれば、他の場面で議論され得ます。」

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:23648 )